セラピー・ヒーリング・瞑想ヴォイトレ
ヒーリングスペース こころ
ヒーリングスペース こころ は、夏秋レイがヒーラーとして ヒプノセラピー ・瞑想~ヴォイストレーニングをしております、セッションスペースです!
どうぞよろしくお願い致します。
夏秋レイの運営するシェアハウスが、今年度いっぱいは寮としてopenしておりますため、一時的に全個室がふさがっており、オフィスがパブリックスペースのみとなっている関係で、2023年度に関しましては「瞑想~ヴォイストレーニング」のみの開室となっております。
「ヒプノセラピー」に関しましては、どのようなものかのご案内・導入のご説明はできますが、その本格始動については、セッション用に個室が確保される2024年度からの開始となります。
ご了承お願いいたします。m(__)m
瞑想~ヴォイストレーニング
ヴォイトレまでに至る「瞑想」の形態
瞑想と、呼吸とトランス状態(副交感神経優位状態誘導) を一つにしたヴォイストレーニングです
瞑想してリラックスし、同時に理想的な腹式呼吸へと誘われます
【瞑想後にヴォイストレーニングをするメリット】
本レッスンは瞑想とボイストレーニングを兼ねたプログラムを用意しています。どんなメリットがあるのでしょう。
- 発声・歌唱のために必須な「呼吸が整う」
瞑想はリラックスチェアーで行って頂きます。/呼吸法は浅座りで堅めのチェアーで行って頂きます。
※普段から深い呼吸が苦手・出来にくい人などは、チェアーを倒し気味にした状態で行って頂く場合もあります。
(普段は、寝たままおこなうと呼吸がしやすくなります。)
呼吸法の取り入れが必要なのは、
『鼻を通ってお腹がふくらみ、お腹がへこみ鼻を通って息が出て行く』
のに慣れていただくことと、それがそのまま発声や歌の基礎に通じているためですが、
同時にこのことによりリラックス状態の確保、つまり瞑想的な状態:変性意識状態が確保できる、というメリットがあります。がこれもいわば、歌や発声の基礎に、おおいにつながるものでもあります。
変性意識状態 [ altered state of consciousness:ASC ] とは、目覚めてはいるが、日常的な意識状態とは異なった意識状態のことで、
A:脳波で言うとアルファ波が出ている状態
B:意識で言うと、顕在意識 対 潜在意識 において潜在意識が支配的である状態
を指します。
Aの、脳波で言うとアルファ波が出ている状態 について説明をしますと、近年の研究で波動を特定する単位 Hz (ヘルツ)でデータを出した場合、
- β(ベータ)波:14~38Hz
- α(アルファ)波:8~14Hz
- θ(シータ)波:4~8Hz
ということになります。
仕事や労働などでストレスフルになりがちな波動状況のもとではベータ波になりやすい現代人の私たちですが、それだけにリラックス状態、つまりアルファ波やシータ波の出やすい状態に持って行きたいとき、睡眠すること以外では、瞑想やマインドフルネスを取り入れるわけですね。
瞑想によりアルファ波とシータ波を出すことについて...
アルファ波はストレスフルなベータ波の現出状況からリラックス状態への移行時に現れます。アルファ波を通過すると、あるいは同時的に、シータ波が現れます。入眠時やその擬似的状態(瞑想時など)として現れるわけです。
アルファ・シータ同時的な例としては、私の場合たとえばバッハの音楽を聴いている時をあげたいです。アルファ波とシータ波の同時性を味わえるバッハの音楽は、日常的な塵芥[ちりあくた]が一掃されるような心持ち、といえるかもしれません。
そしていよいよこのシータ波が支配的に現れるとき、宇宙との一体感を感じるなどと言い表されます。
近年宇宙との一体感を感じることが瞑想やマインドフルネスの普及にともない、一般的になってきたことは、日々多忙で緊張状態の持続を強いられやすい現代人にとっては、救世主的な追い風といえるでしょう。
他方、瞑想が苦手・集中力が続かない、またマインドフルネスは気休めに思える、などという方も、おいでです。
そういう方のために、本レッスンでは独自な方法を取り入れますが、それは後述いたします。
いずれにしても、「トータルでトランス状態に居る時間」が長く確保できれば、という構えで良いと思います。
Bの、意識で言うと顕在意識 対 潜在意識 において潜在意識が支配的である状態、について詳しく述べますと、これはいわば、非日常性です。
(より深い瞑想状態ではシータ波も現れ入眠時と似てきますが、脳は起きており活発なところが、瞑想が入眠状態とは違う点です)
しかしこの状態は、人間の脳(神経系)や身体自体が自然に備えている性質であるとされています。つまり非日常的状態といえども、私たちの習慣によって、いつでも日常的にできる状態、といってもよいのです。
音楽家や画家など芸術家が演奏・創作している時、またスポーツ選手の試合中の意識状態などがそれと言えます。総じて芸術や芸術作品、またスポーツは、私たちを日常から非日常の世界へと連れて行く手段でありテクニックであるといえますね。
より身近には高速道路運転中の私たちの状態などがそれに当たると言われます。
つまり一見何も考えていない(考える余地のない)時間のようだがじつは全てが上手く行っている、いわば観照状態、ともいえるでしょう。
私のレッスンでは、私自身が不登校で悩んでいた思春期とくに高校時代に習った自律訓練法、というものを、瞑想の最も基礎的な手段として取り入れております。これは、自律訓練という名の通り自律神経を整えるのに容易な方法であるとともに、イメージトレーニングも兼ねています。また、私がヒプノセラピストであるため、ヒプノセラピーの「導入部分」も取り入れられる形となります。(ヒプノセラピーについてはざっくりと後述いたします。)
そして、こうした瞑想とヴォイストレーニング両者に共通な「呼吸法」を通し、瞑想からヴォイトレへと移行していきます。
- 喉・食道が開くーーヴォイストレーニング・発声・歌唱に適した状態におのずと至ります!
呼吸を整えることにより副交感神経優位(トランス状態)に至ると、喉・食道が開くーーヴォイストレーニング・発声・歌唱に適した状態ーーにも、おのずと至ります。ですから、ヴォイストレーニングを瞑想と同時的連続的に行うことは一挙両得ですね。
集中力・持続力・注意力・落ち着き(いずれも腹式呼吸により導かれる状態)を担保した形で、ヴォイストレーニングへ移行することができます。
また、声も出して歌がうまくなりたい人は、ヴォイストレーニングで一挙両得、というわけですね。
- 深い呼吸→瞑想状態→発声と歌の練習は 腸によい
酸素を存分に取り込み、二酸化炭素を吐く、ことで腸内や身体内の奥の層にある水素に至り、心身によい影響を与えます。
たとえば腸にスポットを当ててみてみましょう。
腸内細菌と蠕動運動の話からいうと、
- 水素ガスH2を発生する腸は蠕動運動が盛んではやい
- メタンガスCH4を発生する腸は蠕動運動が不活発で緩い
といわれます。つまり腸から炭素を除くことができ(吐くーー二酸化炭素:CO2)、水素を過剰に消費する環境を脱すれば良いor水素をもっと補填してあげられると良い(吸うーー深呼吸・O:有酸素運動)ということになりますね。
ストレスとリラックスの関係から言い換えると、吸うリラクゼーション、および吐くリラクゼーションは、次のような意味があります。
吸...水素を取り込む=過酸化水素:活性酸素状態(交換神経優位)から抜け出す
吐...炭素(二酸化炭素)を出す=過酸化水素:活性酸素状態(交換神経優位)から抜け出す
が、これは宇宙空間にも相似しています。
宇宙空間には、水素がたくさんあります。たくさんある、のは地球および人体より比率が高いですが、太陽系銀河では、とくに木星土星と、太陽に多いです。木星や土星はしかし、冷たい惑星なままですが、太陽は活動的です。つまり水素に満ちながらも炭素を放出してもいます(燃焼する惑星)。いずれにしても、水素に満ちた状態は、リラクゼーションの境域につながります。(活性酸素優位の反対)
他方、ダークマター:暗黒物質の方は、地球や我々の体内でいう、活性酸素の一種だといわれています。一酸化炭素と活性酸素の優位状態とは、ストレスフルな状態=過酸化水素の支配的状態、だといえます。
いずれにしても興味深いことは、地球や体内など、我々の環境も、宇宙空間も、ざっくりというならば、C・O・H のバランスで成り立っている、生命体にとってのバランスとはC・O・H のバランスであるともいえそうです。
そうであるならば、呼吸というのはまさしくその鍵を握る大事な営みともいえるわけですね。もちろんこれは、植物(光合成)や海藻と我々のと関係にも、つながっています。
乳酸(=C3H6O3 (CH3CH(OH)COOH))・ギ酸もしくはメタン酸(=HCOOH(CH2O2))・一酸化炭素と活性酸素:過酸化水素(=CO H2O2)・二酸化炭素と水:水蒸気(=CO2 H2O)・酢酸(=CH3COOH(C2H4O2))・炭水化物:糖類(=(CH2O)n )、などなどと、食事や呼吸、環境に深くかかわるものを化学式で表すとわかるように、生命体にとってのバランスとはC・O・H のバランスで出来ているのですね。瞑想、発声や歌を通して、呼吸を大切にしましょう。
- 瞑想=海馬の回復ーー認知症予防
近年、時代が何かと逼塞・錯綜している面もありますが、うつ病やPTSDに悩む人が増えています。これらに苦しむ人たちは、脳の部位でいうと、前帯状皮質:ACCの機能が衰えたり、「海馬」が萎縮しているケースが多いと言いますが、瞑想によってこれらが回復することがわかってきました。
セルフコントロールーー自己制御力と、集中力の向上が、この鍵を握ると言われます。脳内におけるこれらの力は、瞑想によって構造的に変化するのです。
集中力が上がることによって「創造性」がアップし、画期的な解決策やクリエイティブな案が浮かびやすくなるのですね。
また悩みの状態ーー雑念の去来で苦しむ人も増えている昨今ですが、瞑想はこれらにも効力を発揮します。
瞑想には、雑念が浮かばないほど集中する方法と、雑念が浮かび上がっても受け流せるほど心的態度として「一歩下がれる」構えを獲得してゆく方法とがあります。前者を集中瞑想・後者を観察瞑想といっていますが、いずれにしてもこれを習慣化していくことで、生活や人生の様々なシーンで、ポジティブになって行くことができます。
不安・恐れといった心持ちになりやすい私たち現代人は、ともすると自律神経が乱れ、交感神経が過度に高ぶっている可能性がありますが、瞑想を習慣化することで、恐怖心や危機感が生まれる神経回路との結びつきを弱くできるといわれています。その結果、不安や恐怖心を和らげることができます。
副交感神経優位ーートランスになることで穏やかな気持ちになり、前向きな思考を維持しやすくなります。
私のレッスンでは、瞑想状態への誘導は、繰り返しますが 自律訓練法と、ヒプノセラピー式の誘導となります。
いずれもどちらかというと集中瞑想に近いタイプと言ってよいと思います。自律訓練法は、私が高校時代に習った、身体の重さ・温かさ・冷たさなどを感じる訓練を通じた、自己暗示法ーー自己催眠といってよく、イメージ形成=イメージトレーニングを兼ねます。またヒプノ式の方は、呼吸法のあと、童話的でファンタジックな話の導入によりほどよいトランスになる方法です。いずれも、そのままの快適で集中力のあるポジティブな構えで、発声と歌のレッスンに移行してゆくことが出来ます。
ヒプノセラピーに関しては以下第2部に記載しておきますので、ご興味のある方はお読みください。
ヴォイストレーニングにおきましてはごく導入部分に当たる施術に限ります。
【瞑想への誘導メソッドの概略】
自律訓練法/ヒプノ式ファンタジックな話の導入
↓
瞑想状態を経て、発声へのメソッドへ
↓
腹圧と呼吸との連関を確認していただくレッスンから入ります。
※ボトル入りのお水を持参してきて頂くことをおすすめします。
唇・鼻を使った発声の練習と、高音やファルセット(裏声)を出しやすくする練習(オクターブ移動など)をし、リラックスした自然な発声をこころがける形で、音域をすこしずつ広げていきます。
※自分の声域より低い音域をムリに出す練習は 声帯の構造上、おすすめ致しません
このような流れでレッスンいたします。よろしくお願いいたします。
追記:【深い呼吸に難がある場合について】
自律神経系の薬の長期服用などで呼吸法が実戦できにくい方がいます。こうした場合、ご自宅でも寝たまま呼吸法を推奨します。
当レッスンでもチェアー上であぐらをかく、チェアーの背を深めに倒すなど、自由な幅をもって行うことができます。
※自律神経からアプローチ・食事のアドヴァイスが必要になる場合もあります(幸せを感じやすい食事法)
【瞑想ヴォイトレ料金設定】
Twitter,FB,instagramへのフォローから、各メッセージにてお申し込みくださいませ。
- 1時間 … 2000円
- 2時間 … 3500円
- 3時間 … 5000円
夏秋レイ
- アートヒーラー(童話・エッセイ・詩/写真/歌・副旋律作りとオリジナル編曲)
- ヒプノセラピスト
- 瞑想/呼吸/薬に頼らない食生活のご提案/ヴォイストレーナー
当公式サイト(フォト&エッセイ著作物紹介,他)
youtube夏秋レイチャンネル(癒やしの世界)
https://www.youtube.com/channel/UC1CiCMMFkFWtUl4UMV54CFA
【自己紹介】(youtubeから)
大学時代聖歌隊に入隊し、メサイア公演など、二期会や新日本フィルハーモニーと四年間にわたり生演奏の共演をする。 友達と当時売れっ子だった松本伊代のバックコーラスなどもした。ポケカラで即興の歌や副旋律づくり、ライブでもハイパーソプラノを担当しオリジナル編曲を得意とする。2016年には地元八ヶ岳で有名な観光スポット、清泉寮*KEEP協会の敷地内施設や、観光施設・レストランカフェなどで個展・写真展を開催。NHKの取材を受け放映される。また山梨日日新聞などに掲載される。動画中の画像はオリジナルパステル画と写真による。
【連絡・申込】
- Twitter:https://twitter.com/bwv863fuga
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- Instagram:https://www.instagram.com/reinetten0111/
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ヒプノセラピー
資格取得年度:2019年12月
私たち人間のこころには、意識とその階層というものがありますが、普段の生活上で「意識しやすい」意識;意識についての意識=顕在意識は10%(氷山の一角)、残りの90%は無意識もしくは潜在意識といわれ、意識されない意識 であるだけに、その働きを見逃しがちですが、ほんとうのところ、じつはさまざまな心と脳と身体のすべてにわたる膨大な作業を、この無(潜在)意識が行っており、かつすべてを記憶しています。
ですが、厄介なことに、しばしば私たち人間の抱く問題(含 目標設定&到達)や人生の悩みは、その膨大であるのにも拘わらずアクセスのむずかしい、無(潜在)意識のほうに這入しないと片付けられない問題が、ほとんどです。
NGH 米国催眠士協会 においても「多くの心理学者・認知科学者・ヒプノセラピストの間で、精神機能の多くは、※被-暗示性の状態のようなある種の<橋渡し>をする技法がなければアクセスできない心のある部分でこそ、こうした諸問題は発生している」という共通認識が持たれています。
※…能動的・自発的に暗示にかかっている状態。被暗示性の状態。催眠という言葉に抵抗のある方は、このように覚えてくださいませ♪ ショーなどで行われる催眠『術』などとは区別されています。こうした説明は事前面談でも時間を費やし丁寧になされます(もしくは、なされるのが理想です。)これは、セッションに於けるきわめて重要な部分となっております。
また、自分の悩みを自分で解決することは、自分で出来ますという言説に出会った場合、念のため注意するとよいのは、――同NGHによる見解ですが――「自分を過信して(単にトラウマに触れないようにしているだけなのに)、自己セッションによりトラウマが癒えていると勘違いする場合がある」という点です。いきなり核心的な要因にアプローチせざるをえないような場合は、専門家に立ち会ってもらった方が無難、ということになります。「感情の起伏が激しくなって自らをコントロールできなくなる場合がありますので注意しましょう」とされています。
とはいえ私たちは、「自分自身では」けして無意識にアクセスできない、というわけではありません。人によってはこれにかけて非常に熟達している人も勿論、居られます。が、総じてアクセスするのは困難ということはできると思います。心の悩みに見舞われている方、自律神経失調を持っている方などは特にそういえるかも知れません。
適確な瞑想状態にすんなりと入れる人、瞑想状態に入ることに熟した人は別として、ごく普通の人々が自分自身をはじめからうまく操って、武装しBLOCKしようとする顕在意識のいろいろな罠をすり抜け、無意識にじかにアクセスするのは、或る意味――やや逆説的に響きますが――傷心が深いほど・目標に到達したい欲求・意欲・切望感がつよいほど――困難を伴う、ということは言えると思います。
ヒプノセラピーはそうした困難のもとにある方々の援助のためにある施術といえます。しかし、と同時に施術者は、最終的にはクライエント自身がみずからをほぼ適確な催眠状態に誘導できるまでにみちびくのが仕事、ともいえるのです。
ヒプノセラピーで出来ること、またそのステージも幾つかあります。
- リラクゼーション――身心の癒やしと安らぎ。これらを得ることそのものを目的とします
- 人生における否定的感情や傷心(トラウマ)の解消――年齢退行/前世療法などの退行療法です
※リラクゼーション…ファンタジックな暗示文をきいているうちにリラクゼーションの状態に入る、といった印象となるかと思います。(※時間は、各クライエント様に応じリラックス状態=潜在意識優位状態に入るのに適した長さとなります)
※トラウマ解消――退行療法
- A:年齢退行…クライエントさん自身に人生の時間を遡り、トラウマを知察され快癒に向かっていただく療法です。
- B:前世療法…前世の有無には諸見解があり真摯な議論がされています。『療法としては』、たとえどちらと仮定するしても、その有無自体の信憑性そのものには<療法の有効性>を左右する意味はなく、前世というものがあると仮定しこのメタファ(象徴的把握)で人生を捉えてみることにより、過去に負ったトラウマに対するヒューマンでクリエイティヴなアプローチが有効であり、クライエントさん自らがそこから癒やしと学びを得ることができるとする施術法です。
- C:その他。退行療法+インナーチャイルド(幼少期に最初の傷心を負った――とクライエントさん自身が潜在的に理解する――地点に遡り癒やす)・退行療法+ハイヤーセルフ混合型など。
人生のなかで癒やし悲しみの解消がほしいなあと思われる場合、心の中に何かのブロックや、トラウマのある場合があります。遡行的な手法でこれをやわらげ、最終的には前向きになっていただく為の施術をいたします。
勿論精神的な意味でも金銭的な意味でもずっと他者(セラピスト)に依存はできませんので、最終的に自己自身で自分の意識をコントロールできる施術もさせていただきます。
昨今は、自分自身を前向きにする方法が自己啓発系書籍や動画などでよくうたわれておりますが、それはあくまで人によりけりです。それぞれの方の感受性・心傷(トラウマ)の深さの問題もありますし、そうした解説等々に接しているご本人の心的状態によっては、《目的達成に向かうに足る意識状態に、そもそもなりにくい》、という事情や事象が、ままあるため、ヒプノセラピーはあります。
私たちひとりひとりの実人生は、もとよりご自身の責任で出来る範囲の問題と、ご自身の責任を超えた範囲の問題とをともに――ときにはごちゃまぜにもなりつつも――抱えながら、一歩一歩 歩まれるものと思っております。心理療法のアプローチは、基本的に前者の領域への協力と寄り添いでありますが、誠意を以て努めたく思います。クライエント様と、それをリラクゼーション&はげましを以て接するセラピスト/カウンセラー、協同作業により、前向きに生きられるためにも、このような時間があるように思っております。
「五大ネガティブ感情」と、制限
- 怒り
- 悲しみ
- 恐怖
- 傷心
- 罪悪感
- 制限…~できない/~の資格がない
ヒプノセラピーとカウンセリング
カウンセリングとの違いについて述べます。カウンセリングは、セッションの種類にもよりますが、たいてい対話型もしくは提案型であるのに対し、ヒプノセラピーは、はじめに十分な説明の後、合意の上でクライアント様に被-暗示的な状態になって頂くよう、セラピストがある施しをする以外は、もっぱら「導出」に徹する、という点があげられるかと思います。
「導出とは?」――施術者(セラピスト)はあくまでもクライアント様ご自身が自発的に向かいたい先に誘導し、クライアント様が向かえたい結果的世界へ導く(ともに到達する)ことに徹します。
※ヒプノセラピー施術前には心療内科の診療・判断が必要となります。
※インテーク(=初回セッション)にて、成育歴や家族構成、既往歴をお伺いする場合があります。[守秘義務厳守]
※パニック症・不安神経症などのクライエント様の場合で、動悸・頻脈・不整脈の症状を抱えておられる際には、ATやEMDRなど呼吸法の代わりとなる他のリラクゼーション法、もしくは、☆頻脈や動悸などを起こしにくいコツのある呼吸法 などをおすすめしております。クライエント様の症状によっては、上述のように身体的リラクゼーションアプローチ(とくに呼吸法)をあえて組み入れない場合もございますが、その場合でも療法としてのリラクゼーションの際、核となる呼吸法はゆるく組み入れたいナ、という方には、カタカムナ呼吸法またはレイキ呼吸法をおすすめする場合があります♪ 通常の呼吸法より軽いものですのでご相談ください。詳しくはインテークかセッションの際、お話し致します♪
☆…通常の呼吸法では、不安神経症・パニック障害をお持ちで病院で処方される神経系に作用する薬を服用のかたのなかには、動悸が余計はげしくなる・心拍数が異常にあがる、と言う症状をきたすことがあります。しかし呼吸法は適用したい…その際、比較的あわてずに安心できる呼吸法を紹介致します。また、動悸や心拍数上昇のしにくくなる 自律神経からアプローチ・お薬に頼らず幸せを感じやすいお食事のご提案など、できる場合があります(★効果・症状との適不適には個人差があります)
※上記の当該者のかたは、Twitter, FB,Instagram等のメッセージからお申し込みの際、その旨をお伝えください
【ヒプノセラピー料金設定】
Twitter,FB,instagramへのフォローから、各メッセージにてお申し込みくださいませ。
- 1時間 … 5000円
- 2時間 … 8000円
- 3時間 …12000円
※初回セッション(=インテーク)にて、成育歴や家族構成、既往歴をお伺いする場合があります。[守秘義務厳守]
セッション特徴
昨今の精神分析や心理学は、施術専門家や研究者のためのそれではない、という姿勢から、基本的に問題解決志向型になっております。そのため、セラピストやカウンセラーはじっくりお話を伺うが、最終的には一人一人が目的や目標を達成することこそが――その目標が、ひたすらリラックスできること・安心できること・生きる張り合いが出ること、などである場合を含め――意義であり、それができてなんぼである、といったセッションになることが多いかもしれません。
そのため、セラピストの目指す方向は、心のブロックの原因を、専ら「外側」・「環境側」に求め、それをターゲットにし究明することによりかえって問題そのものを肥大化させること、のほうに費やされてはならない、というのが一般的な見解であるように思われます。なぜなら、上述のようなベクトルでの悲嘆療法的施術では、クライアントさんご自身にとってもますます大きな問題となるような事情はままあり、こうした方向性そのものは、セラピーやカウンセリングの本義からしても本質的な快方には、けっきょくは向いていかないからである、それどころか、それはある種の中毒症状にもなり得る、というのが昨今のセラピストやカウンセラーのおおよその見解であるようにも思います。
しかしながら、同時にクライエントさん自身が自分の抱える問題を十分に吐き出せないまま、つまり不消化なままに施術するのも、また問題解決に繋がらないとも、私は思っています。まして、すべて自己責任に集約されることがあってはいけないとも思っております。
私たちのできることは、結局は寄り添うことに尽きますが、出来るだけ丁寧に目標への動機やお悩みに耳を傾け、それの「解決に向けて」親身な施術をさせていただくこととなります。個々の方々の個性や資質、また目的にもよりますが、重い課題のある場合も、はじめのうちはリラクゼーションから始め、だんだんと深く沈殿された内容に入ってゆく、という方法、メニュー選択も工夫次第で色々あるかと思います。いろいろなご相談に応じたく思っております。
などなどと、かたい事を綴ってきましたが、私のセッションそのものは、ほんわかタイプのかなり柔らかいものです^^;;口調もゆるめなので、そうしたタイプでもOKだよ~と思われるクライエント様には、相性の良い施術が出来るかと存じます♪
尚初回セッションはメニューの組み立てや構造についての丁寧な説明(=ソーシャライゼーション)、またそれぞれの方に合った自己暗示文の作成、リスト作成や思考・行動等記録表の作成、解決メニューの作成、また場合によってはホームワークの仕方等々に時間を割く関係で、通常、初回以降のセッションより、時間がかかるかと存じます。が、目安と致しまして以下のようになります…
・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚
添付資料:ヒプノセラピーに寄せられるご質問について
昨今、ヒプノセラピーにかんするさまざまな意見が交わされております。通常は、セッションの始めに丁寧に時間を掛けてご説明を行っております(これを、ラポールといい、クライエントさんとセラピストの間の信頼構築を兼ねております)が、ここでは、一般的によくありがちな誤解を解くため、あえてどういう点がどのように安心なのか、を説明させて戴きますね。勿論、セッションの前にも、重ねて説明をさせて戴いております♪
【ヒプノセラピーに対するよくある質問】
※ヒプノセラピーに寄せられるご質問についてまとめてみました♪
【質問】
- A:ヒプノ=催眠術=意識を失うのではないか
- B:ヒプノ施術中あらぬ言動をするのではないか(=意識を失っているのでそれを自覚できない)
- C:ヒプノ施術中(明かしたくない)秘密を明かしてしまうのではないか(=意識を失っているのでそれを自覚できない)
- D:ヒプノ施術中は意志を放棄しなくてはならず、コントロールも出来ないのでは
- E:ヒプノを受けるなどというのは、暗示を受けやすい・意志薄弱だということ(=だまされやすさ)を表すのでは、と思うと恥である
- F:ヒプノを受けたまま被暗示性状態(催眠というセラピストも居ます)からぬけられなくなる・解けないのではという怖れ
- G:ヒプノを受けても被暗示性状態に入らないのではないか(かからないのではないか)
【こたえ】
- A:ヒプノ=催眠様状態ではありますが、無意識が優勢になっても顕在意識が働かなくなる、ということではありません。催眠術とはちがうので、意識喪失はありません
- B:ヒプノ施術による被催眠様に入る能力は、専門家の見解によると、主観的な体験であり、自己催眠であるとの見解で一致しています,セラピストはたしかに暗示性の高い状態へと導き、なた発展させますが、被暗示性への能力はクラエント自身にあります。セラピストによる誘導・導出は、人間にもともと備わった能力を引き出すだけです
- C:被暗示性の状態=催眠様状態とは、自白剤のようなモノだとの思い込みが、催眠ショーのようなマスコミの印象等からあるかも知れませんが、恥ずかしい秘密は話したくないなと思えば話さない、これは話せないなあという意志はきちんと働くようになっており、(顕在)意識は消え去らずにあります。普段の状態とのちがいは、潜在意識が活発で自発的になっている様子を、顕在意識がしずかな監督のように上から観照している、という状態になると思ってください
- D:ヒプノ施術中は意志を放棄しなくてはならないということもなく、そういう意志すら働かなくなる状態になること、ではありません。意志・顕在意識がコントロールを失うことがありません
- E:催眠様状態に入りやすいということは集中力がある、という事を意味します。知性と被暗示性には相互関係があります
- F:被暗示性の優位な状態に入った意識の状態=催眠様状態とは、クライエントが主導権を握っている状態です。これは、深い催眠用状態でもおなじで、セラピストはもっぱら導出をするのみです。あとは、施術後、前向きになるよう相互の確認をさせて戴きます
- G:被暗示性の意識状態=催眠様状態と、コントロールとは関係がないものです。がんばりすぎず、ただリラックスすれば良いよう、セラピストは、筋肉の状態から誘導をしていきますし、環境・姿勢や呼吸などもゆったりできるよう誘導し、自分を自分でコントロールしなければいけないのだ、という思い込みから解放します
私たち人間のこころには、意識とその階層というものがありますが、普段の生活上で「意識しやすい」意識;意識についての意識=顕在意識は10%(氷山の一角)、残りの90%は無意識もしくは潜在意識といわれ、意識されない意識 であるだけに、その働きを見逃しがちですが、ほんとうのところ、じつはさまざまな心と脳と身体のすべてにわたる膨大な作業を、この無(潜在)意識が行っており、かつすべてを記憶しています。
ですが、厄介なことに、しばしば私たち人間の抱く問題(含 目標設定&到達)や人生の悩みは、その膨大であるのにも拘わらずアクセスのむずかしい、無(潜在)意識のほうに這入しないと片付けられない問題が、ほとんどです。
NGH(米国催眠氏協会)においても「多くの心理学者・認知科学者・ヒプノセラピストの間で、精神機能の多くは、※被-暗示性の状態のようなある種の<橋渡し>をする技法がなければアクセスできない心のある部分でこそ、こうした諸問題は発生している」という共通認識が持たれています。
※…能動的・自発的に暗示にかかっている状態。被暗示性の状態。催眠という言葉に抵抗のある方は、このように覚えてくださいませ。ショーなどで行われる催眠『術』などとは区別されています♪ 所属団体にもよりますが、こうした説明は事前面談でも時間を費やし丁寧になされます(なされるのが理想です)。これは、セッションに於けるきわめて重要な部分です。
また、自分の悩みを自分で解決することは、自分で出来ます、という言説に出会った場合、注意すべきなのは、――同NGHによる見解ですが――「自分を過信して(単にトラウマに触れないようにしているだけなのに、トラウマが癒えていると勘違いする方は多い。)いきなり、核心的な要因にアプローチせざるをえないような場合は、専門家に立ち会ってもらった方が無難です。感情の起伏が激しくなって、自己をコントロールできない場合がありますので注意しましょう」とされています。
ひらたくいうところの、「スルーして」いられることを乗り越えたと勘違いし、じつは傷ついている状態といえるでしょう。よくありがちですが、じつは傷心が沈殿作用を起こし、トラウマを形成しやすい状態です。
とはいえ私たちは、「自分自身では」けして無意識にアクセスできない、というわけではありません。人によってはこれにかけて非常に熟達している人も勿論居られます。しかし総じてアクセスするのは困難、ということはできます(心の悩みに見舞われている方、自律神経失調を持っている方などは特にそういえるかも知れません)。
武装する顕在意識のいろいろな罠をすり抜け、無意識にじかにアクセスするのは(或る意味――やや逆説的に響きますが――傷心が深いほど・目標に到達したい欲求・意欲・切望感がつよいほど)困難を伴います。
ヒプノセラピーはそうした困難のもとにある方々の援助のためにある施術といえます。しかし、と同時に施術者は、最終的にはクライエント自身がみずからをほぼ適確な催眠状態に誘導できるまでにみちびくのが仕事、ともいえます。疎外的に働くブロックの解除が出来た(トラウマがほぼ克服され、心の状態がゼロポイントに戻った)と見なされた場合、それ以上原因や過去を掘り起こす作業をクライエントが要望したからといってそれを続けさせる方針には、私に関しては、同意しておりません。
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